2019年6月18日(火)

東大・トヨタなど、充電性能5倍の電池開発へ
電気自動車向け

2010/7/5付
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東京大学の水野哲孝教授らとトヨタ自動車などは、次世代の電気自動車に載せる新型電池の研究開発に乗り出す。現行のリチウムイオン電池の5倍の性能を持つ新材料の開発を目指す。5年間で実用化につながる基盤技術を確立する方針だ。

研究開発には日本触媒と東北大学、産業技術総合研究所も参加する。次世代電池として有望視されている(1)多価カチオン型電池(2)全固体型電池(3)金属空気電池――の3種類に取り組む。東大などが次世代電池に使える新材料を開発し、トヨタが電池の評価や安全性の検証などを担当する。

リチウムイオン電池はノート型パソコンなどに搭載されている充電池で、ハイブリッド車のニッケル水素電池に代わり電気自動車でも利用が始まっている。充電性能を示すエネルギー密度は現時点で1キログラムあたり約100ワット時で、今後の性能向上の限界は同250ワット時ほど。ただ、電気自動車がガソリン車並みの走行距離を達成するには、同500ワット時前後が必要とされ、リチウムを上回る新材料の開発が求められていた。

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