2019年8月20日(火)

北朝鮮、短距離ミサイル発射 対話・強硬の両にらみ

2013/5/19付
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【ソウル=加藤宏一】北朝鮮は硬軟両にらみの対応を続けている。韓国国防省は18日、北朝鮮が短距離ミサイル3発を北東方向へ発射し、日本海の海上に落下したと発表した。詳細は明らかになっていないが、韓国政府関係者によると、発射されたミサイルは射程120キロメートル程度の「KN-02」の可能性があるという。国防省は今後も警戒態勢を維持する方針だ。

ミサイルは同日午前に2発、午後に1発の合計3発が発射された。訓練か試験発射との見方が有力。北朝鮮が短距離ミサイルを発射したのは今年3月以来とみられる。

「KN-02」は旧ソ連の技術を基に開発され、固体燃料を使う。射程が300~500キロメートル程度で液体燃料を使う「スカッド」に比べて扱いやすい。今回の発射を通じ、固体燃料のミサイル開発につなげる狙いがあるとの見方が出ている。

北朝鮮は5月上旬、日本海側に展開していた射程が2500~4000キロメートルの中距離弾道ミサイル「ムスダン」を地下格納施設に収納した。その後も変化が見られないことから、米軍はムスダン発射の可能性は低いとみて同ミサイルへの警戒態勢を解除。ミサイル探知・迎撃能力を持つイージス艦を通常配備に戻した。

関西学院大学の平岩俊司教授は、飯島勲内閣官房参与の訪朝受け入れを含めた北朝鮮の一連の行動について「対応がまとまっている日米中韓の動揺を狙っているほか、対話再開に向けて条件闘争を展開している」と分析する。一方で、最優先の交渉相手である米国が「非核化」を対話の条件とする姿勢を崩していないことから「今後の対応によっては北朝鮮が再び対決姿勢を強調する可能性もある」とみている。

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