/

スペイン3段階格下げ フィッチ、トリプルBに

銀行の不良債権 深刻

欧州系格付け会社フィッチ・レーティングスは7日、スペイン国債の格付けを3段階引き下げ、「シングルA」から「トリプルB」にしたと発表した。銀行部門の不良債権問題が深刻で、政府負担が膨らむ見込みであることを理由に挙げた。今後の格付けの見通しは「ネガティブ(弱含み)」とし、さらに格下げする可能性を示唆した。

あと2段階格付けが下がると、投資不適格と見なされる。フィッチは銀行の不良債権処理について、600億~1000億ユーロ(約6兆~10兆円)規模の程度の政府負担が生まれる可能性があると試算。スペイン経済の低迷で景気改善が当面見込めないため、財政改革の進展に遅れが出ることに懸念を示した。

国債利回りの高止まりなど市場環境の悪化で、スペインが欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)などに支援を求める可能性が高まっているとも分析した。

一方、米格付け大手スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は7日、スペイン金融機関の不良債権関連の損失が2013年にかけて800億~1120億ユーロに達するとの予測を発表した。

(パリ=竹内康雄)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン