訪日外国人消費額、旅行低迷響き16%減
昨年10~12月 震災・円高で

2012/3/6付
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2011年10~12月の訪日外国人の消費総額が1920億円と前年同期に比べて16.9%減ったことが、観光庁のまとめでわかった。1人当たりの平均消費額も11万351円と同3.9%減った。東日本大震災や福島第1原子力発電所の事故の影響で、外国人旅行客の数が減少していることが背景にある。

消費総額を地域別にみると、韓国が約252億円と前年同期に比べて約36%減、米国は約208億円で約19%減った。中国からの旅行者が昨年11月から増加に転じたことから、中国人の消費総額は441億円と14%増えた。ただ円高傾向が続いていることもあり、1人当たりの消費額は中国人も約3%減少している。

外国人旅行者の購入率を品目別にみると、クッキー、チョコレートなどの「菓子類」が52%と最も高い。「観光客がおみやげに買っていく例が多い」(観光庁)という。次に高いのは「飲食料品やたばこ・酒」で49%。「化粧品・医薬品」も36%と高かった。

一方で、購入単価の高い「電気製品」「カメラ・ビデオカメラ・時計」の購入率は約10%にとどまった。

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