奇跡の一本松、「子」が芽生え
民間企業、種育てる

2011/12/15付
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陸前高田の「奇跡の一本松」の種から出た芽(14日、東京都千代田区)
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陸前高田の「奇跡の一本松」の種から出た芽(14日、東京都千代田区)

 住友林業グループは14日、東日本大震災の津波に耐え生き残った岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」の種から苗を発芽させることに成功した、と発表した。一本松は既に根が腐り枯死状態だが、今後、後継樹が希望をつなぐことになる。

 一本松を巡っては独立行政法人「森林総合研究所林木育種センター東北育種場」(岩手県滝沢村)も4本の接ぎ木に成功しているが、それらが一本松と同じ遺伝子をもつ「クローン」なのに対し、今回は一本松の「子供」となる。

 同社グループは4月に後継樹の育成をスタート。枝の松ぼっくりから25粒の種を取り18本を発芽させたほか、一本松の枝をアカマツなどの根に移植した接ぎ木3本の生育にも成功した。

 今後は生育状況を見た上で、一本松が立つ陸前高田市の高田松原への移植を検討する。住友林業筑波研究所の中村健太郎・主席研究員は「後継樹は必ず陸前高田の復興に寄与できる」と話した。

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