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関電、計画停電回避へ 夏の節電10%減を達成

関西電力は23日、今夏(7月2日~8月17日)の昼間ピークの電力需要が、猛暑だった2010年夏に比べて約11%(約310万キロワット)減少したと発表した。家庭を中心に節電が浸透、関電管内の今夏の節電目標である「10%以上」を達成しており、需給逼迫を想定して実施準備を進めてきた計画停電は回避できる見通しだ。

関電は7月30日に今夏の節電効果が約9%(約240万キロワット)との試算を公表していたが、それ以降の需要実績も加えて再分析した。昨夏の節電効果は10年夏比約5%にとどまっていた。

業種別では、家庭用が約11%(7月30日時点の試算では約9%)、オフィスビル、商業施設などの業務用が約11%(同約8%)、工場などの産業用が約12%(同約11%)と、いずれも目標の10%を上回った。

家庭用を中心に高気温帯での節電効果が目立っている。関電は「温度設定などエアコンの使用方法を工夫してもらっているからではないか」(お客さま本部)とみている。

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