2019年7月19日(金)

東電、トヨタ流で経費削減 元常務招き調達見直し

2012/10/29付
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東京電力が資材調達を見直すため、11月に発足する「調達委員会」に、トヨタ自動車の元常務で日野自動車の社長、会長を歴任した近藤詔治氏(69)を招くことがわかった。近藤氏はトヨタの調達部門の経験が長い。トヨタ流の調達手法を導入し、経費削減の上積みをめざす。

近藤氏は現在、日野自動車相談役。トヨタで購買部門の部長などを務めた。委員会は東電幹部と外部有識者でつくる。経営コンサルタントで元日本郵政専務執行役の宇田左近氏や鉄鋼大手のJFEグループOBも招く。委員長には近藤氏が選ばれるとみられる。

委員会では発電所のタービンなど10億円以上の調達案件を個別に精査する。東電は部品が独自の仕様で、割高な調達の一因になっている例も多いとされる。東電は電力他社と機器の仕様共通化も進める。

東電は総合特別事業計画で、2012年度から10年間で3兆3650億円超のコストを削減する目標を掲げている。しかし、電気料金の値上げ幅を当初の見込みより圧縮したため、コスト削減をさらに年1000億円上積みすることをめざす。

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