ソニー社外取締役にマック社長の原田氏ら起用
消費・ネット重視が鮮明

2013/5/9付
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ソニーは8日、日本マクドナルドホールディングスの原田泳幸会長兼社長と米マサチューセッツ工科大(MIT)メディアラボ所長の伊藤穣一氏を新任の社外取締役に起用すると発表した。平井一夫社長兼最高経営責任者(CEO)が初めて手掛けた取締役人事で、ハードウエア(機器)依存からの脱却を進めてインターネットの分野や消費動向を重視する姿勢を示した。

元ソニー幹部のティム・シャーフ氏を含む3人を新任取締役に選任する。3人は6月20日の株主総会の承認を得て正式に就く。ハワード・ストリンガー取締役会議長と中鉢良治元社長のほかに2人の外国人の社外取締役が退く。後任の取締役会議長は総会後の取締役会で決める見通し。

原田氏は個人消費の動向に詳しく、米アップルの日本法人の社長を務めた経験も持つ。伊藤氏はネット業界に幅広い人脈を持ち、共同創業したネット企業のデジタルガレージは米ツイッター、米フェイスブックなどにも出資。米ニューヨーク・タイムズの社外取締役も務める。

シャーフ氏はアップルを経てソニー入りしたソフトウエア技術者で、米国で音楽や映像の配信サービスを立ち上げた。ソニーの幹部は人事について「閉塞的な状況を打破してきた人物を迎え、経営改革を進めるメッセージ」と説明している。

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