電子書籍、価格競争に熱 凸版、8480円端末投入
アマゾン、500円下げ対抗

2012/11/8付
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電子書籍端末の価格競争が激しくなっている。凸版印刷は7日、12月に通信料金込みで8480円の端末を発売すると発表した。アマゾンジャパン(東京・目黒)も今月発売予定の製品を500円値下げすることにした。電子書籍端末は年末商戦で目玉製品の一つとなる。各社は割安な端末で顧客獲得を狙う。

凸版印刷がグループのブックライブ(東京・台東)を通じて発売する端末は「ブックライブリーダー・リディオ」=写真。6インチの白黒画面を搭載、現在普及している第3世代(3G)携帯電話よりも高速な「ワイマックス」と呼ぶ無線通信回線を利用できる。通信料金は不要。街中などでブックライブのサイトへ接続、合計9万5000冊の電子書籍を購入できる。

ブックライブの淡野正社長は「端末の販売でもうけるつもりはない」と指摘する。端末の価格は低く抑え、電子書籍の販売で収益を確保する。

同日にはアマゾンジャパンが今月発売予定の「キンドル」の値下げを発表。無線LAN(構内情報通信網)の「Wi-Fi(ワイファイ)」を搭載した機種で、凸版の製品と同額の8480円だったが、7980円にした。

楽天は1日、「コボ」の新機種発表と同時にワイファイ搭載の既存機種を1000円値下げして6980円とした。

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