「格安スマホ」に第2波 SIMロック解除が追い風

従来のスマートフォン(スマホ)と比べ半額程度かそれ以下の料金で利用できる「格安スマホ」が注目を集めています。4月上旬にイオンが端末と通信サービスのセットを月2980円(税抜き)で売り出すと8千台がすぐ完売。ビックカメラが売り出した格安スマホも急きょ端末を追加するほどの売れ行きとなり、今年上期(1~6月)の日経MJヒット商品番付では東の横綱に位置づけられるほどのヒット商品となりました。
4日からイオンが月1980円と前回よりさらに安い料金で格安スマホの第2弾を発売。総務省も携帯電話を他の通信事業者で自由に使えるようにする「SIMロック解除」を義務付ける方針を示しており、SIMカードのみを格安で提供するMVNO(仮想移動体通信事業者)への注目も高まっています。今後は通信料金を見直したいユーザーを中心に、格安スマホの波は今後ますます広がりそうです。