スマホ個性は派生機で ソニーもサムスンも方針転換
ジャーナリスト 石川 温
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スマートフォン(スマホ)を製造するメーカーの戦略が大きな曲がり角を迎えている。これまでは各社を代表するフラッグシップ機で他社を超える競争をしていたが、急速に進むスマホのコモディティー化でその方針を維持することが徐々に難しくなってきた。そこで、各社が重視し始めたのはフラッグシップ機からの派生モデルだ。保守的になりがちなフラッグシップ機と違い、派生モデルは市場に合わせた個性ある設計にすることで他社と違...
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