2019年4月26日(金)

「幽霊は脳で見る」 超常現象の不思議
日経サイエンス

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2013/12/28 7:00
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■体験しやすいのは右脳派

スイスのチューリヒ大学病院の神経心理学者ブルッガーは、超常現象を体験したと思い込む効果の多くが脳の右半球に関連していることに気づいた。

どちらの顔が楽しそうに見えるか? 右脳が優勢な人は図Aよりも図Bの顔をより楽しそうだと感じる傾向がある

どちらの顔が楽しそうに見えるか? 右脳が優勢な人は図Aよりも図Bの顔をより楽しそうだと感じる傾向がある

人間の脳は左右の半球に分かれており、右脳は顔認識やある種の創造的思考、視覚的イメージ、音楽などに秀でている。

左右の脳のどちらが優勢かを判別するテストに、右の図の2つの顔のうちどちらが楽しそうに見えるかを問うものがある。

図Aの顔は向かって右半分がほほ笑んでおり、図Bでは左半分がほほ笑んでいる。人間は画像をとらえた目とは反対側の脳半球を使ってその視覚情報を知覚しているので、図の左半分の情報は右脳に、右半分の情報は左脳に入力される。右脳が優勢な人はこの顔の左半分の知覚に強く影響されるだろうから、図Aよりも図Bの顔をより楽しそうに感じると考えられる。

ブルッガーはこのタイプのテストを数百人の被験者に実施し、超常現象を信じる度合いを自己申告してもらった。超常的な体験をしたことのある人々は右脳の優勢を示すテスト結果になる傾向があった。

(詳細は25日発売の日経サイエンス2月号に掲載)

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