2019年6月16日(日)

「夢のお告げ」は実在する 脳科学で仕組みを解明
日経サイエンス

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2013/9/25 7:00
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米国の心理学者が学生を使い、様々な課題を学生に選ばせて睡眠をとってもらうという実験を実施した。すると、被験者の半数が問題に関する夢を見たことを報告。その3分の1が夢に答えが現れたと答えた。

■治療法として注目「明晰夢」

特別なタイプの夢として「明晰(めいせき)夢」というものがある。自分が今夢を見ていることを認識でき、場合によっては、夢の展開を思い通りにコントロールできるものをいう。

この夢を見る頻度は多くないが、寝る前にイメージ訓練などをすることで、明晰夢を見る回数を増やすことができる。

明晰夢は不安障害や悪夢障害といった症状を和らげる療法として注目されている。明晰夢を見るときはそれが夢であることを自覚しているわけだが、不安の対象から距離を置くことによって、客観視することができるようになるようだ。

また、夢の中では通常は不可能な動作が自由自在にできるため、明晰夢を通じて運動選手がトレーニング効果を高めることにも利用されているという。

問題解決に夢を使うための訓練法
1、問題の内容を簡単に書いたメモをベッドの横に置いておく
2、ベッドに入る前、その問題について2~3分おさらいする
3、ベッドに入ったら、問題を明確なイメージとして視覚化することを試みる
4、眠りに落ちる際、その問題に関する夢を見たいと自分に言い聞かせる
5、目覚めてもしばらく横になったままで、できるだけ多くの夢を思い出し、内容を書き出す

(詳細は25日発売の日経サイエンス11月号に掲載)

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