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安藤だけでない、ママフィギュア選手

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2013/7/13 7:00
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安藤美姫(新横浜プリンスクラブ)の女児出産のニュースは米国でも流れた。"World champion figure skater Miki Ando reveals secret birth"(世界女王のフィギュアスケーターが極秘出産を明かす)。2度世界女王となり、女子唯一の4回転ジャンパーであり、英語も堪能な安藤はフィギュア界のビッグネームであり、海外でも関心が寄せられている。

日本では、なぜ、五輪まで1年を切ったこの時期に? という声もあるようだ。タイミングの問題はともかくとして、出産直後に競技に復帰したスケーターは安藤だけではない。

「女性」に誇り、出産も自然な選択

安藤の話のなかによく出てくるフレーズが「女性として」という言葉だ。スケーターであると同時に、一人の女性であることを誇りに思い、心地よく感じているということが、話をするなかで伝わってくる。

女性は肉体的、精神的に追い込まれると生理が止まることがある。骨がもろくなるなど、健康にも影響が出るので、最近では医師や栄養士が講習会を開くなど、アスリートをサポートしているが、追い込み過ぎて生理が止まったという話は絶えない。安藤は女性として体に変化が出てくる10代後半のころに、むちゃなダイエットをしたこともあったという。それでもそうした問題に見舞われたことはないという。

「体形もそうだけれど(いかにもアスリートというのでなく)普通の女性と同じような成長の仕方をしても、スケートに大きな影響がなく、ラッキーかもしれない」と話していたことがある。

競技者であり、女性であることを楽しんでいる気がした。妊娠が分かって、競技より出産を選択したのは安藤にとっては自然なことのように思えた。

仏選手、出産数カ月後に五輪出場

ママで五輪に出たフィギュア選手は2010年バンクーバー五輪にもいた。

オリビエ・シェーンフェルダーとコンビを組み、アイスダンスのフランス代表となったイザベル・デロベル。08年の世界選手権で優勝、同年のグランプリ(GP)ファイナルでも優勝し、金メダルの有力候補だった。

しかし09年初め、デロベルは肩を負傷し、試合を欠場していた間に妊娠した。同年10月に出産。ケガからの復帰初戦になるはずだった同年10月のGPシリーズ初戦フランス大会は出産のため欠場した。だがこの場で「五輪には出る」とも発表したのだった。

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