米国発「脱メタボ」の究極デバイス その実力は
編集委員 関口和一

(1/3ページ)
2013/6/20 7:00
保存
共有
印刷
その他

今年春、米西海岸からスマートフォン(スマホ)と連動した新しい活動量計が日本に上陸、スマホのユーザーの人気を集めている。米フィットビット社が開発した「One(ワン)」と、米ジョウボーン社が開発した「UP(アップ)」だ。活動量計や歩数計は日本にも以前からあるが、ランナーブームを意識したおしゃれなデザインや、使いやすいスマホのアプリ機能が人気の理由だという。メタボ予備軍の記者も早速、試してみた。

■歩数もカロリーも睡眠時間も計れる

人気のスマートフォン連動型の新しい活動量計を記者が実際に試してみた

人気のスマートフォン連動型の新しい活動量計を記者が実際に試してみた

身につけて運動量を計る装置には、歩いた歩数を計る歩数計とカロリーの消費量まで計測できる活動量計がある。日本ではオムロンやタニタ、パナソニックといったメーカーが有名だが、今回上陸した2つの製品には、こうした機能に加え、もうひとつユニークな機能が加わった。寝ている間の睡眠の量を計れる睡眠計だ。呼吸や微妙な体の動きから睡眠状態をとらえられる機能で、こうした理由から「ライフログ(生活記録)」製品とも呼ばれている。

記者が試したのは、輸入代理店のソフトバンクBBが3月中旬から発売した「Fitbit(フィットビット)One」(9980円)と、米ジョウボーン社の「UP by Jawbone(ジョウボーン)」(1万3800円)の2つ。ジョウボーンは英語で「下あご骨」を表すが、その名の通り、もともとは骨伝導技術を使ったヘッドセット製品で知られた会社だ。ブルートゥースの無線技術を使った外付けスピーカー製品でも有名である。日本では米アップルの「iPhone(アイフォーン)」のアクセサリーなどの輸入販売会社、トリニティ(埼玉県新座市、星川哲視社長)が4月下旬から輸入を始めた。

まず、フィットビットのほうだが、第一印象は非常に軽くて、小さいという点。従来の国産の活動量計は重さが25グラムくらいあるが、フィットビットはわずか8グラム。大きさも幅約2センチメートル、長さ約5センチメートルと、従来製品の3の1くらいしかない。ベルトなどにつける専用クリップに入れても16グラムだ。ボタンを押すと、歩数やカロリー消費量、時刻などが発光ダイオード(LED)で表示される。

試したのは「UP by Jawbone」(左)と「FitbitOne」(中)。比較のためオムロンの活動量計(右)も一緒に持ち歩いた

試したのは「UP by Jawbone」(左)と「FitbitOne」(中)。比較のためオムロンの活動量計(右)も一緒に持ち歩いた

一方、ジョウボーンのほうは腕に巻くブレスレット型で、歩数などの表示機能はない。その代わり、片方のキャップを外すと、イヤホンジャックと同じ端子が現れ、それをiPhoneやタブレット端末の「iPad(アイパッド)」などに差し込むと、端末のスクリーンに情報を表示してくれる。

フィットビットはブルートゥースの無線技術を使って、iPhoneやパソコンなどと情報を同期するが、ジョウボーンはこのイヤホン端子を使って同期する仕組みが面白い。

  • 1
  • 2
  • 3
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]