2019年8月25日(日)

天才と変人の関係 脳の「フィルター装置」が独創性を左右?
日経サイエンス

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2013/4/25 7:00
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左側は変わった思考をフィルターで選別する能力が損なわれ、精神疾患に至る場合がある人のグループ。右側は普通の人。交わるところに創造的で奇抜な人が存在する。

左側は変わった思考をフィルターで選別する能力が損なわれ、精神疾患に至る場合がある人のグループ。右側は普通の人。交わるところに創造的で奇抜な人が存在する。

創造性に富む人たちは一方で、社会生活上で必要なことをおざなりにして、自分の世界に没入する傾向がある。

これは認知的フィルターの働きが弱いため、意識が様々な刺激で過密になり、そちらに関心が向かってしまっていると説明できる。こうした傾向は脳画像や脳波測定の実験によっても裏付けられている。

統合失調症の患者や、統合失調型と呼ばれる人々は、こうしたフィルター機能が低下している傾向があり、彼らがとっぴな考えをしたり、幻覚を見たりすることとの関係が想定できる。

また、サバン症候群の人たちは特定の分野に極めて優れた能力を発揮するが、事実をありのままに受け止めフィルターに通さないような認知スタイルが、この能力につながるらしい。

(詳細は25日発売の日経サイエンス6月号に掲載)

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