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「良太と大和」は低迷阪神を救えるか

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2012/8/18 7:00
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11日に5年ぶりの8連敗を喫するなど、現在5位に低迷する阪神タイガース。雰囲気が暗くなりがちなチームの中で、ひときわ元気なのが「良太と大和」だ。新井良太(29)は三塁、登録名「大和」こと前田大和(24)はセンターの定位置に手をかけた。このままポジションを確保し、沈滞ムードをはね返す起爆剤になるか。

■兄、貴浩らの不振でチャンス得る

良太がフルスイングして両手を空へ突き上げる格好は、DeNA・中畑清監督が巨人の現役だったころと似ている。

大げさな動きで気持ちをかき立てる様子もそっくり。やや内向的な実兄の新井貴浩と違い、性格も"キヨシ的"だ。

三塁をつかむチャンスは、兄の"守乱"とブラゼルの不振で巡ってきた。5年間在籍した中日では一塁の控え。阪神へ移籍した昨季も、三塁は2軍で守っただけだった。

今季は和田豊監督に「キャンプのMVP」と褒められるほど元気だった。だが、ポジションのほとんどはチームの顔といえるベテランに占められ、守る場所がなかった。

■代打より先発起用で本領発揮

ところが、正三塁手、貴浩の送球が乱れがちで、一塁へのコンバートが検討された。一塁のブラゼルが打撃不振に陥り、代役候補の城島健司の故障が長引いたのも、良太が三塁に座るのに追い風となった。

駒大の4年春のシーズンまで守った三塁。守備のカンを取り戻すのに、さほど時間はかからなかった。

代打で1打席だけでは、良太の思いきりのいい打撃のよさが出ない。

先発メンバーでゆとりを持って臨むと、相手バッテリーが脅威を感じるほどの鋭いスイングを見せた。「良太が打つとチームが盛り上がる」と和田監督は言い、相手は「彼を乗せてはいけない」と警戒した。

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