2017年11月24日(金)

こんな人が「ベンチャー起業家」として大成功する

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2012/8/6 7:00
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伊佐山元(いさやま・げん)
1973年2月生まれ。97年東大法卒。日本興業銀行からスタンフォード大学ビジネススクールに留学し、ベンチャーに目覚める。現在、米大手ベンチャーキャピタルのDCM本社パートナーとしてITサービスやネットメディアの投資を担当。日米のテクノロジーベンチャーを発掘し、世界に広めることを生き甲斐とする。プライベートでは子供にゴルフを教えながら頭と心を鍛えることを趣味とする。

伊佐山元(いさやま・げん)
1973年2月生まれ。97年東大法卒。日本興業銀行からスタンフォード大学ビジネススクールに留学し、ベンチャーに目覚める。現在、米大手ベンチャーキャピタルのDCM本社パートナーとしてITサービスやネットメディアの投資を担当。日米のテクノロジーベンチャーを発掘し、世界に広めることを生き甲斐とする。プライベートでは子供にゴルフを教えながら頭と心を鍛えることを趣味とする。

“ベンチャーで成功している経営者はどんな人?”

“成功している起業家に共通していることは?”

“どんな人が起業家に向いている?”

 ベンチャーや起業家という言葉を耳にした時には、誰もが一度は想起する疑問である。当然このような質問に対して普遍的な解はない。それゆえ色々と研究や分析がなされ、成功特性みたいなものがまことしやかに語られている。

 ただ、筆者がこの10年間シリコンバレーで出会った起業家、中でも、『ベンチャーキャピタル(VC)をはじめ投資家の立場から』成功したと言われている経営者、特に最高経営責任者(CEO)にいくつかの特筆すべき特徴があった。今回は、VCが好むシリコンバレーベンチャーの経営者の特徴を3つご紹介したい。

■特徴その1:メガロマニア(誇大妄想癖)

 このカタカナにすると仰々しい英語(Megalomania)は、日本語では誇大妄想癖というが、文字からイメージされるような悪いことではない。簡単に言えば、自分は他の誰よりも優れている、必ず勝つはずだという強烈な自信と成功意欲にあふれている精神をいう。俗にいう、オーラやカリスマだ。

スタンフォード大学の中心を通るUniversity Ave。多くのベンチャー企業のオフィスが居を構える。右側の角のオフィスはフェイスブックの最初のオフィスでもあった(筆者撮影)

スタンフォード大学の中心を通るUniversity Ave。多くのベンチャー企業のオフィスが居を構える。右側の角のオフィスはフェイスブックの最初のオフィスでもあった(筆者撮影)

 私がシリコンバレーで一緒に仕事をした、成功しているベンチャーの経営者の大半は、程度は違えどもメガロマニアである。この手の経営者との会話は、正直、大変だ。何せ世界が自分を中心に回っているのだから、なかなか議論にならない。

 ビジネスの軌道修正をするにもかなりのエネルギーと外野の支援なくしてはままならない。また、とにかく話が大げさな場合が多いので、良いニュースは割り引いて、悪いニュースは突っ込んで、という対応が不可欠だ。

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