2019年7月20日(土)

睡眠からジョギングまで…1日をまるごと記録 タニタの活動量計

2012/6/26 19:42
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タニタは26日、消費カロリーや脂肪燃焼量などを測定・記録する活動量計の上位機種「カロリズムエキスパート(AM-140)」を7月27日に発売すると発表した。人の行動を分析するための加速度センサーの計算処理能力や測定範囲を広げ、睡眠などの安静状態からジョギングなどの走行といった4つの異なる行動が自動判別できるという。価格は7000円前後(オープン)を想定。アスリートや日常的に激しい運動をする人などを対象に、5万台の販売を目標にしている。

タニタ、スポーツ愛好家向け活動量計を7月に発売

タニタ、スポーツ愛好家向け活動量計を7月に発売

使用者の行動を分析するため活動量計は加速度センサーを内蔵している。従来機種ではセンサーが1秒間に16回ほど動きを測定していたが、新機種はこのサンプリング回数を2倍の32回に増やした。

また加速度センサーの測定範囲を大幅に広げるため、新たなアルゴリズム(計算手法)「カロリズムエンジンPRO」を採用。人の動きの大きさの測定範囲を4倍に広げたほか、行動を「走り」「歩き」「安静」「生活」の4つに自動的に分類できるようにした。

例えば、「弾むようなジョギング」や、「速足でのジョギング」「ゆったりとしたジョギング」といった違いも判別できるようにすることで、正確に運動量を測定する。

従来機種では使用者の身長や走り方によって体に加わる衝撃(加速度)が違うため、「歩行」と「走行」の違いを正確に見分けて測定できない場合もあった。

タニタの「カロリズムエキスパート」はアスリートやジョギングなどを日常生活に取り入れる人を対象とする

タニタの「カロリズムエキスパート」はアスリートやジョギングなどを日常生活に取り入れる人を対象とする

1日の総消費カロリー量と1時間ごとの身体活動の変化をグラフ表示する「24時間カロリズムグラフ」に加え、安静、走行、生活など4つの行動についてそれぞれ消費カロリー、脂肪燃焼量、活動時間などをグラフで確認できるようにした。残しておきたい記録を最大14日分保存する機能なども搭載し、使い勝手を高めた。

タニタの中村英治・ヘルスケア事業部部長は、「歩数計とは異なる新たなジャンルで『カロリズムシリーズ』は累計30万台以上を販売してきた。今年はロンドン五輪があり、スポーツツーリズムにも注目が集まり、スポーツ人口が増えている。ジョギング中などでもより正確に動きを分析・測定できる機種で、スポーツという新たな市場を開拓したい」と語った。

2011年の歩数計・活動量計の国内市場規模は77億円(出荷金額ベース)と前年に比べて2.7%増えた(矢野経済研究所調べ)。オムロンヘルスケアやパナソニックがスマートフォン(スマホ=高機能携帯電話)と連携して測定・記録できる商品などを投入し、競争が激化している。

(電子報道部・杉原梓)

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