ドコモが「通訳電話」、10カ国語に試験サービス拡充 年度内実用化へ

(1/2ページ)
2012/6/4 7:11
保存
共有
印刷
その他

NTTドコモが試験提供している「通訳電話サービス」の画面。「対面利用」は1台のスマホで日本人と外国人が交互に話す。欧米やアジアの10カ国語に対応する

NTTドコモが試験提供している「通訳電話サービス」の画面。「対面利用」は1台のスマホで日本人と外国人が交互に話す。欧米やアジアの10カ国語に対応する

スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)で日本語を話すと、リアルタイムに翻訳して英語や中国語で相手に伝えてくれる――。

NTTドコモがこんな「通訳電話」の開発を進めている。これまで少数のユーザーを対象とした試験サービスを提供していたが、1日からは提供人数と対応言語を大幅に増やし、音声の認識・翻訳精度や応答性などを実用水準まで高めていく。外国語が不得手な人でも自在に国際通話ができる新サービスとして12年度中にも商用化する計画だ。

同社では、自社のスマホ利用者に対しネットワーク経由で多様な付加サービスを提供する「ドコモクラウド」と呼ぶ戦略を展開しており、一連のサービスを新たな収益の柱に育てるとともに、KDDIやソフトバンクモバイルなど競合他社との差異化を図る考え。

外国語が話せなくても外国人と意思疎通できる通訳電話サービスが実現すれば、ユーザーにとっても海外旅行などで大いに活用できそうだ。

■「対面」と「遠隔」、2種類の翻訳機能

今回の通訳電話サービスで提供している機能は(1)1台のスマホを翻訳機として日本人と外国人が交互に話しかけて相手の言語に翻訳させる「対面利用」(2)遠隔地にいる日本人と外国人がそれぞれスマホを持ち音声通話する「遠隔利用」――の2種類。いずれも、対応のスマホに専用アプリをインストールすることで利用できる。

(1)の対面利用は、海外旅行中に空港やホテル、レストランなどで使うことを想定した機能。画面に日本語用と外国語用のボタンがあり、それぞれのボタンを押してスマホに向かって話しかけると、相手側の言語に翻訳して画面に表示するほか、その内容を自動音声で読み上げる。

  • 1
  • 2
  • 次へ
保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]