/

「メガネ通販の弱点」補強 23日からマルイの実店舗で調整・修理

メガネの通販サイト「Oh My Glasses(オーマイグラスィズ)」を運営するミスタータディ(東京・品川)は23日、サイトで販売したメガネをマルイの実店舗で調整できるサービスを始める。マルイ直営20店舗のメガネ売り場で、購入直後のフレームの調整やレンズの作製・交換、破損時の修理などが可能になる。メガネ通販事業者が小売店と連携して製品のアフターサービスなどを手掛ける例は、日本ではまだ珍しい。メガネ通販の弱点を補う工夫を取り入れ、売り上げ拡大を目指す。

メガネ通販サイトのOh My Glasses(オーマイグラスィズ)

オーマイグラスィズは今年1月にオープンし、約30ブランド、およそ1000種類のメガネを取り扱う。何本でも無料で試着でき、14日以内なら返品送料や手数料が一切発生しない。オープンから3か月でおよそ400本を販売した。

アマゾンジャパン(東京・渋谷)が運営する「ジャバリ」や欧州のファンド資本による靴のネット通販サイト「ロコンド」など、ファッション分野の通販では、返品無料が当たり前になりつつある。しかしメガネは初めて装着するときにユーザーごとに微調整が必要で、通販サイトにとっての弱点になっていた。オーマイグラスィズはアンケートで、購入直後のフィッティングや破損時のケアに不安を抱き、購入に二の足を踏むユーザーが少なからず存在したことを把握していた。

通販サイトが実店舗との連携で解決するモデルは、米国が先行している。1年で約10万本を売り上げた米メガネ通販の「WARBY PARKER」は、全米各地に自社のショールームを開設。訪れたユーザーの瞳孔間距離の計測やフレームの調整などをして満足度を高めている。

今回のサービスでは、「メガネ通販の弱点」を取り除けるだけでなく「オンラインからオフラインへ送客することで、集客上も相乗効果が見込める」とミスタータディCEOの清川忠康氏はマルイのメリットを強調する。「サイトとマルイの利用者年齢や購買単価は似通っている」(同)

マルイグループ広報によると、ネット通販のアフターサービスを引き受ける取り組みは初めてという。

オーマイグラスィズは今後も電話やメールで消費者の相談に乗るコンシェルジュサービスや、友人が薦めたフレームを顔写真で試着できるソーシャルフィッティングなどのサービスを追加し、「通販でありながら、限りなく実店舗と同じ買い方ができるサービスに進化させていく」(清川氏)。2012年中に販売本数5000本、売上約1億円を目指す。

(電子報道部 富谷瑠美)

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン