電力全面自由化の課題(下) 「発送電分離」必ず実行を
規制当局の監視が鍵 伊藤公一朗 シカゴ大学助教授

2016/3/1付
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日本経済新聞 朝刊
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今年4月、総額17兆円規模といわれる電力市場が全面開放へ向けて動き出す。成功すれば日本史上最大の電力規制改革となる。日本経済にとって大きなチャンスといえる。

まず、これまで地域の電力会社が独占していた市場が開かれることで、企業間の競争が進み、独占状態に起因する発電事業や小売りサービスの非効率性が改善される。適切な競争環境が整えば、世界的にみて高額な日本の電気料金が下がることが期待される。

電力以…

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