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気になる樹木と日本人

松・杉・梅…古代から現代まで、暮らしとの結びつき探る 有岡利幸

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<訂正>10日付朝刊文化面「気になる樹木と日本人」の記事中で「アカマツ(雄松)」「クロマツ(雌松)」とあったのは「アカマツ(雌松)」「クロマツ(雄松)」の誤りでした。

藤、葛、麻などは繊維の原料であり、栗、栃(とち)、胡桃(くるみ)などは食料となり、松、杉、檜(ひのき)などは建材として使われる。これら衣食住のほか、樹木は信仰の対象や美しい風景を構成する要素ともなる。大阪営林局(現・近畿中国森林管理局)で森林育成をした経験を踏まえ、私は樹木と日本人の暮らしの関わりを調べてきた。

まず日本の代表的な樹木である松から調べはじめた。松とはマツ科マツ属のうち、内陸を本拠地...

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