2017年11月19日(日)

救えなかった小さな命 国立成育医療研究センター副院長 阪井裕一氏(1)

2015/9/6付
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日本経済新聞 朝刊
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 医師になって35年、小児医療に携わってきた。手術直後や重症の肺炎、敗血症、気管狭さく、多発外傷など、生命が危うい状態の子どもを治療する「小児ICU(集中治療)」の分野を歩み、何度も命の灯が消えかかる場面に遭遇した。

 それは小児科の研修医になって1カ月後のことだった。生後16日目の女児が親に抱かれて来院した。呼吸が苦しそうで、酸素不足からチアノーゼ症状を呈していた。すぐ入院が決まり、先輩医師が気管…

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