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春秋

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江戸時代後期の寛政年間に刊行された「機巧図彙(ずい)」は、からくり人形の仕組みを図解した本だ。ぜんまい仕掛けの「茶運び人形」、手足が糸で連動しトンボ返りをする人形……。細川半蔵という発明家が書いた。人気を呼び、江戸に続き大坂や京でも出版されたという。

▼昨秋出た「完訳からくり図彙」(村上和夫編訳)という現代語訳をみてみよう。人形の構造のほか部品の図もあり、実に精密だ。作り方も注意点を交え丁寧に説明...

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