南部陽一郎氏死去
素粒子物理でノーベル賞 94歳
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世界的な理論物理学者で、2008年にノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎(なんぶ・よういちろう)氏が5日午後8時12分、急性心筋梗塞のため大阪市内の病院で死去した。94歳だった。連絡先は名誉市民称号を贈った大阪府豊中市秘書課。告別式は近親者のみで行った。(評伝を社会2面に)
専門は素粒子論。米シカゴ大で研究に取り組んでいた1960年、超電導理論を素粒子論に応用し「対称性の自発的破れ」と呼ばれる理論...
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