減災報道取り組む放送局
震災でメディアの役割再認識 ビッグデータ活用し予測
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阪神大震災から20年、東日本大震災からまもなく4年を迎える中、放送各局が災害被害を最小限に抑えるための「減災報道」に取り組んでいる。蓄積されたデータを踏まえて、ニュースの伝え方や報道態勢に工夫を凝らすことで、災害発生時に一人でも多くの人命を守る放送を模索している。
「災害予報や災害後の検証でIT(情報技術)や統計を最大限活用し、減災につなげる」。NHK報道局災害・気象センターの辻村和人センター長...
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