米エヌビディア、成長戦略見直し
アーム買収断念、当局警戒でM&Aに影
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【シリコンバレー=佐藤浩実】米エヌビディアが成長戦略を見直し始めた。英半導体設計アームの買収を断念し、同社との協業を通じたCPU(中央演算処理装置)の開発に主軸を移す。ソフトウエア事業の拡大にも意欲を示す。「巨大IT(情報技術)」の看板があらわになり、当局の警戒が強まるなか、新たな成長機会を模索する。
「アームの技術を使う複数のプロジェクトが走っている」。16日に開いた2022年1月期の決算説明...
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