国民と政府 対等な政策論を - 日本経済新聞
/

この記事は会員限定です

国民と政府 対等な政策論を

小林慶一郎・慶応大学教授

[有料会員限定]

世界的な感染症や長期経済停滞時の政策論を考える際に、経済学を使う意義はどこにあるのか。経済学の特徴である合理的期待理論の思考法が政策論議を「民主化」する、という論点から考えてみたい。

合理的期待理論では「人間は合理的な思考にもとづいた将来期待を持ち、その期待の下で行動するはずだ」と考える。この合理的期待の「合理性」には、実は、2つの意味がある。

1つは、ふつうの意味での合理性である。迷信にとらわ...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り2560文字

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

関連企業・業界

業界:

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません