高梨失格、スーツ厳格規定なぜ?
縫い方ひとつで距離変化/色により通気量に違いも リスクと表裏
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7日に行われた五輪新種目、ノルディックスキー・ジャンプの混合団体で、日本は1番手の高梨沙羅(クラレ)がジャンプスーツの規定違反で1回目に失格となり、その後の追い上げも届かず4位に終わった。なぜ五輪の舞台でミスが出たのか。原因を探ると、僅差をものにしようと激化するスーツ開発競争が見えてくる。
失格の対象となったのは、高梨のスーツの太もも回りのサイズ。コーチらによると、103メートルの大ジャンプとな...