「利他」文理つなぐのりしろ 「生産性」以外で社会捉える - 日本経済新聞
/

この記事は会員限定です

「利他」文理つなぐのりしろ 「生産性」以外で社会捉える

東京工業大学 未来の人類研究センター長 伊藤亜紗氏

[有料会員限定]

――なぜ、東工大が「利他」を研究するのですか。

「利他という言葉を聞くと他者のために何かをすることとしての『善行』を思い浮かべるでしょう。科学技術は人類の幸せのためという善意にもとづいて開発されています。でも、『他者のため』にと思うことが、結果的に相手をコントロールすることにつながったり、出会いの可能性をせばめたりすることもある。重要なのは、能動的な行為としての利他ではなく、他者の潜在的な可能性...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1482文字

春割ですべての記事が読み放題
有料会員が2カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません