3回目加速へモデルナ促進
ファイザー9割、人気偏りで遅れ 優先使用の自治体は増加
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新型コロナウイルスワクチンの3回目接種をめぐり、米モデルナ社製の接種加速が課題となっている。4日公表時点で接種した人の約9割が米ファイザー社製で、人気の偏りが接種速度を鈍らせているためだ。交互接種の安全性などを訴えて理解を求めるほか、モデルナ製を優先的に使う自治体も増えてきた。(1面参照)
2月末までに3回目の接種対象者となるのは医療従事者や高齢者など3746万人だ。首相官邸によると3回目接種の...