国交省、統計不正で10人処分 改善先送りを問題視
人材育成、会議新設し議論
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国土交通省は21日、国の基幹統計「建設工事受注動態統計」を書き換えていた問題で山田邦博事務次官ら幹部10人を処分したと発表した。長年にわたり二重計上などが続き「事なかれ主義」によって改善できなかった。幹部の責任は重いと判断した。
斉藤鉄夫国交相は21日の記者会見で2つの専門会議を20日に新設したと公表した。問題の全容を解明したり、再発防止策を具体化したりする。細る専門人材の育成策など統計部門の立...