小児クラスター多発 接種への不安、解消が課題
深刻な副作用報告なし
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新型コロナウイルスワクチンの5~11歳への接種が3月にも始まる見通しとなった。海外の臨床試験(治験)では9割という高い発症予防効果が確認された。変異型「オミクロン型」の流行で学級閉鎖などが相次ぐ。小児クラスター(感染者集団)を防ぐ切り札に期待されているが、子どもの接種希望は少なく、副作用などへの不安を和らげる手立てが必須になる。
小児の感染比率が上昇している。厚生労働省によると、毎月の新規感染者...
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