保健所主体に限界 自宅療養者、東京は1週間で5倍
容体急変の対応難しく、医師の積極関与欠かせず
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新型コロナウイルスに感染した自宅療養者のケアが喫緊の課題となってきた。従来型と比べ重症化リスクが低いとされる変異ウイルス「オミクロン型」の流行で自宅療養の無症状者らが急増し、健康観察や医師の紹介などを担う保健所の業務が逼迫し始めている。診療所など医療機関が一部の役割を肩代わりする積極関与が欠かせない。(1面参照)
大阪府が2021年11月に設置した24時間体制の自宅療養者向け電話相談窓口には年明...