機械学習で触媒設計
東大など、医薬品開発加速
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東京大学や北海道大学、理化学研究所などの研究グループは、人工知能(AI)の一種である機械学習を使って開発に数十年かかりそうな複雑な化学反応を進める触媒を効率よく設計する手法を開発した。医薬品開発の加速につながる成果だ。製薬会社との共同研究を進め、3年後をめどに実証する。
医薬品製造や化学工業に不可欠な不斉合成に使う触媒をAIで設計する。不斉合成は右手と左手のように鏡像関係にある2種類の化合物を作...
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