トーマツ、不正会計の兆し検知
来月からシステム導入
[有料会員限定]
監査法人トーマツは2022年1月から、不正会計の兆候を検知するシステムを本格導入する。過去の不適切会計のデータなどを人工知能(AI)で分析し、監査先の子会社や勘定科目単位で不正の兆候を効率的に把握する。新型コロナウイルス禍による業績不振を背景に会計不正への警戒感は強い。早期に不正を防ぎ、監査の質を高めていく。
今回新たに導入するシステムは、05年以降に発表された有価証券報告書や訂正報告書の財務諸...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り313文字
関連企業・業界
業界: