外国人「共生」の実相・描けぬキャリア(上)採用、専門性より「日本語力」
留学生就職率4割弱どまり 評価法見直しの動きも
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専門的な技術や知識を持つ外国人の活躍の場が、日本語力の有無に大きく左右されている。留学生らは自身のスキルに胸を張るが、企業側は意思疎通への不安から日本語水準の高さを求め続ける。来日した若者の4割弱しか国内で就職できないという現状。抱いた希望と裏腹に将来像を描けない就労環境は、国が進める成長戦略や多様性のある社会を実現する上での足かせとなりかねない。
東京都内の私立大に通うベトナム出身の女性(24...
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