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この父ありて 作家 萩原葉子(7)

家族の「本当のこと」を言葉に 梯久美子

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母・稲子との再会を描いた短篇「女客」が葉子の小説家としてのデビュー作となった。その執筆は〈血の出る苦しみ〉(『漂泊の記』)だったという。

当時、小学生だった葉子の長男・萩原朔美は、夜になると『新潮』の編集者・小島千加子がやってきて、全体の構成から表現方法、文字の使い方まで細かく指導していたのを覚えている。母がハイ、ハイと、女学生のように返事をする声が、襖(ふすま)ごしに聞こえた。

「うつらうつらし...

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