手術ロボ、執刀データが「肝」
医療機器最大手メドトロニック参入 名医の技術へ「頭脳」競う
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手術支援ロボットが本格的な普及期に入る。医療機器の世界最大手メドトロニック(アイルランド)が参入し、2022年にも日本で承認を得る可能性がある。「ダビンチ」が独占してきた市場に大手や異業種、新興勢が挑む。医師の執刀データの活用が差異化の肝となる。米グーグルも人工知能(AI)で医師の技を再現する研究を実施。競争の軸がハードウエアから「頭脳」に移る。
「いよいよ来たか」
ある手術支援ロボットメーカー...
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