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この父ありて 作家 萩原葉子(6)

文章の背骨を受け継ぐ 梯久美子

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「朔太郎の娘の家はここか」

玄関の外で男の声が聞こえたとき、葉子は緊張した。当時の葉子は夫と別れ、妹の明子、長男の朔美と3人で暮らしていた。女性と子供だけの家に、夜分いきなり、知らない男がやって来たのだ。

だが「いるのか、いないのか」と言って扉をドンドンと叩(たた)く男が山岸外史と名乗ったとき、開けるしかないと思った。山岸の名を生前の父から聞いていたからだ。父の知り合いを追い返すわけにはいかなかっ...

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