相続金融資産、首都圏へ流入
筑波大などの調査で鮮明 分析結果、地方創生に活用
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筑波大学などが実施した相続に伴う資産の流れを「見える化」する分析で、東京や周辺部への金融資産の移転が進んでいることが浮き彫りになった。筑波大の持つ社会工学のノウハウと、民間のデータを組み合わせて分析。人口の都市部への集中で、相続資産も地方から都市部にシフトする傾向が指摘されているが、今回初めて具体的な数字を示して定量分析した。
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