その服、サステナ?(中)「燃やすか埋めるか」終止符
廃棄50万トン、再生に挑む
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北九州市の日本環境設計の化学プラントで10月下旬、4人の従業員が黙々と分別作業に取り組んでいた。作業台に並ぶのはトレーナーやズボンの数々で、この場所に全国から届く段ボールは1日約170箱にも及ぶ。
分子レベルまで
ポリエステル素材100%の服だけを選ぶ。巨大なタンクの中で特殊な溶液を混ぜて熱を加えると、服は分子レベルにまで分解される。不純物を取り除き、ポリエステル原料だけを抽出。真新しいポリエステ...
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