国、3~4万カ所を総点検
造成地や災害警戒区域 一律規制求める声
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静岡県熱海市で起きた土石流を受け、政府は全国の盛り土の総点検に乗り出している。政府は9月末に開いた内閣府の有識者検討会の初会合で、点検の対象が全国3万~4万カ所になるとの見通しを示した。
調査対象となるのは、大規模な盛り土造成地や、土砂災害警戒区域の盛り土など。各都道府県と協力し、造成の許可や届け出、防災措置の有無などを確認する。総点検で危険性が判明した場所については安全対策などを議論し、年内に...
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