/

この記事は会員限定です

この父ありて 作家・歌人 辺見じゅん(2)

娘の誕生が人生の分岐点に 梯久美子

[有料会員限定]

辺見じゅんの父、角川源義(げんよし)の人生に最も大きな影響を与えたのは折口信夫(しのぶ)である。

源義は19歳のとき、神田の古書店街で折口の『古代研究』の仮綴(と)じ本を見つけた。中学時代に雑誌『改造』で折口の論文を読んだ源義は、「常世(とこよ)の国」「妣(はは)の国」といった言葉を初めて知り、強く心をひかれていた。その折口の名著が、わずか40銭で売られていたのだ。

〈私の胸は高鳴り、大変なものに...

この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。

残り1655文字

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン