がん免疫治療薬、有効性が向上
京都大教授ら、ミトコンドリア活性化で
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がん免疫治療薬「オプジーボ」をはじめとする「免疫チェックポイント阻害剤」について、免疫細胞内にあり、細胞のエネルギー生産工場とも呼ばれるミトコンドリアを活性化させると薬の有効性が高まると、京都大の杉山弘教授(ケミカルバイオロジー)らのチームが14日付の国際科学誌電子版に発表した。
免疫細胞にはがん細胞を攻撃する役割があるが、その表面にあるタンパク質にがん細胞が結び付くと免疫細胞の働きが阻害される...
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