車生産、新素材でCO2減
旭化成、塗装時の燃料抑制/JFEはプレス工程を常温に
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化学や鉄鋼各社が自動車生産時の二酸化炭素(CO2)を減らす素材技術の開発に力を入れている。旭化成はCO2を最大で1割減らせる塗料材料を2026年にも量産する。JFEスチールは車体成型時のCO2を抑える鋼材の加工技術を実用化した。自動車産業の課題である脱炭素を素材の面から後押しする。
旭化成は自動車外装用の鋼板の塗料材料を見直す。新たなウレタン樹脂原料を開発し、性能を維持しながら従来より低温で乾く...
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