北欧に専門機関、一括対応
米独、運営支える寄付文化
[有料会員限定]
犯罪被害者支援のモデルケースとして近年注目されているのが、北欧のスウェーデンとノルウェーだ。名称や形態は異なるが、両国には「犯罪被害者庁」と位置づけられる国の専門機関が2000年前後に設けられ、被害者は制度の情報提供から公的補償までワンストップで支援を受けられる。
ノルウェーは60人以上の職員がおり、年10億円以上の予算が組まれる。スウェーデンも100人以上の職員が専従で働き、大半が法曹資格を持...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り489文字