ローランドDG、タイ工場を拡張し生産集約
来年1月移管 プリンターや歯科用加工機 新興国を開拓
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業務用プリンターなどを製造販売するローランド・ディージー(DG)はタイ工場を約1.4倍に増床する。業績低迷を受けた構造改革の一環として国内から生産移管を進め、2022年1月に移管を完了する予定だ。広告・看板向けプリンター市場が欧米を中心に成熟するなか、新興国向けプリンターや歯科用加工機に力を入れる。多品種を低コストで作れる体制を整え、業績の再浮上をめざす。
バンコク近郊のサムットサコーン県にある...
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