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コロナ下の介護危機(上) 家庭内の負担 女性に偏り

菅原慎矢・東京理科大学准教授 中村二朗・日本大学客員教授

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日本は2000年に公的介護保険制度を導入し、家族介護を中心とした枠組みから介護事業所によるサービス提供という介護の市場化を目指すことになった。

介護サービスの提供は施設介護と居宅介護に大別できる。前者は介護サービスと住居の提供を同時に受けるもので、要介護者の家族の負担は少ない。後者は家庭内で暮らしながら、家族および介護事業者のサービス提供を受けるものだ。

20年3月時点では要介護認定者が約669万...

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